「だから、ミッションを始動したんだ。そんな噂が流れずに、そしてさらに強さが増すようにってね」 最後に博が、それまで話したことをまとめて、簡潔に言った。 「でも、どうして私をここへ……?」 それがどうしてもわからなかった。 彼らの話を聞いて、強くするためのミッションだったことはわかった。 だけど、どうしてそれに私が巻き込まれたのか、そのことがわからなかった。 「それは、雫が神雷の助けになると思ったんだ」 「助け?」 「ああ。神雷の五人が背負っている闇を少しでも和らげてくれる、光に」