獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






でも私は、混乱というより、泣きたい気分だった。



久し振りに、正真正銘の博に会えた。


本当の博に、会えた。





そのことが嬉しくて、どうしようもなく泣きたかった。







「博、留学は?嘘だったの?」



「ごめん、雫。嘘ついたのは謝るよ」




「どうして嘘なんか……!」






「ミッションのためさ」








またミッションという言葉だ。



博の真剣な瞳に、責めるに責められなくなった。





嘘ついてたなんてひどいけど、きっと何か理由があるんだ。





逆にそう思わされてしまった。