獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







私は音も聞こえないほど速く、ブラック二人の腹を思い切り力強く肘を突き出した。




「「うっ……!」」


二人組は、今何が起こったのかすぐにはわからないまま、痛みに襲われ、倒れてしまった。




ただ感じたのは、痛みと風だけ。







これが、私の化け物のような力。


紅組を滅ぼしてしまった、醜き力。








闘いのスイッチが入ってしまった私を止められる人なんていない。


止められるのは、私の自我だけ。





恐ろしく、罪深い力。



だけどそんな力を、彼らは受け入れてくれた。







――ありがとう。