クシャッと、少し乱暴に私の頭を撫でる竜。 竜の笑みは少しだけ柔らかくて、胸の中が大きく弾んだ。 「が、頑固で悪かったわね」 「いや、そういうとこも――可愛い」 「っ!!」 竜の甘い声が、私の耳から直接聞こえてきて、ドキッとなる。 うぅ、ずるい。 どこからそんな甘い声出してんの!? 耳まで真っ赤になっちゃって、恥ずかしいな。 「さーて、そんじゃ殺りますか」 竜の瞳にギラリと輝く光を宿し、竜は一気に集中力を高め、戦闘を開始した。 私も、頑張ろう。 頑張って、皆を助けるんだ。