獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







「私、紅組の娘ってわかったんでしょ?なのにどうしてそんなこと……」





驚きと困惑と混乱。


そんな感情で、頭も心もいっぱいになる。





私はきっと、神雷の皆に負けないくらい強い。


それは、紅組を幼い私が滅ぼしてしまうほど。




なのにどうして?





そんな強い私を、どうして今も守ろうとするの?






私が好きだから?

私が姫だから?





私は守られるような人間じゃない。




赤で染まってしまった手をしている私を、かばってくれるなんて……。







ねえ、どうして?