「ていうか、今はブラック倒す方が先決でしょ?」 私はそう言って、目をブラックの方へと向ける。 ブラックはまだ、半分以上も残っている。 「あぁ、そうだな」 蒼が強く頷いて、戦闘モードになった。 再び皆が一斉に、ブラックへと挑んでいった。 しかし、竜は私のそばを離れない。 「雫、俺から離れるな?」 竜は私の耳元に口を寄せて、そう囁いた。 その声や言葉は、とても甘く、私を溶かす。 ……え?