「雫……!」 私の名前をまた呼んでくれたのは、竜だった。 竜、ごめんね。 幸せから逃げるような選択してごめんね。 でも、もう大丈夫。 もう、間違えたりはしない。 幸せになってもいい。 神雷の皆が、そう教えてくれた。 神雷の皆が、私の正体を知っても守ろうとしてくれた姿勢が、私に教えてくれたから。 「皆、ありがとう」