赤の他人の私を神雷においてくれて、さらに神雷の情報まで。
博の頼みだから、仕方ない。
そう思っているかもしれない。
たとえそうだとしても、私は感謝しなくちゃいけない。
罪を背負っている私に、ここまでしてくれてありがとう。
「雫ちゃんも知っているとは思うけど、神雷は世界NO.1の族だ。だからこそ、他の族より喧嘩する機会は多いし、なによりよく、族や不良に狙われる」
千間さんの説明に、私はうんうんと頷く。
「そこで、博さんにお願いされたんだ」
「え……?」
博から、お願い?
私は千間さんの言葉に、驚いた表情を見せる。



