獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






だけど藍島さんは、ニコリともせずに表情を変えないで、すぐに視線を逸らした。





……あれ?



庇ってくれたわけじゃ、ないのかな?


ただの思い込み?




藍島さんがただ、「うるさい」って感じたから?





……うわぁ。だったら、勘違い甚だしい!!


自意識過剰すぎでしょ、私。




恥ずかしさに、私の耳は赤くなっていく。








「どうかした?雫ちゃん」



「い、いえ、なにも」






私の耳の赤さに気がついたのか、新道寺さんが聞いてきたけど、私は平然とした顔でそう言った。









少し歩いて、たどり着いた先は―――屋上。