獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







『な、なんだその目は……!』





お父さんは一瞬怯えた表情を見せた。


しかしすぐに、私の首を掴む手の力をさらに強める。





ダメだよ、お父さん。


一瞬でも隙を見せちゃ。




お父さんが教えてくれたんじゃない。






相手が隙を見せたなら


迷わず攻撃をするように、って。









――ドカッ!!






私はお父さんにできた隙を見逃さなかった。


苦しくなった息なんて気にせずに、私は何もされていなかった足を使った。




そう、片足を振り上げ、お父さんの顎へと命中させたのだ。