獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






『ニュース?あぁ、そんなものいずれ消えるさ』





お父さんの声が、だんだんと低くなっていくのがわかる。




お父さんの裏の顔。


悪魔のような考えを思いついてしまった、黒幕の姿。







……返してよ。


私の“お父さん”を返して。




私の大好きな家族を、返して……!







気配を消して隠れていたが、もうどうにもできない殺気がついにこぼれてしまった。



瞬間、その殺気に気づいたお父さんが、






『誰だ!?』






と扉の方を睨みながら叫ぶ。



私は負けじとお父さんを睨みながら、静かに扉を開け、姿を見せた。