ち、違います違います。
全否定しようとしても、人見知りで話せない。
睨んでいるような鋭い視線に、私は思わず肩を縮める。
うぅ、早く女の子達がいないところに行きたい!
こんな視線に、耐えられないよぉ!
「――ごちゃごちゃ、うっせぇぞ!!」
いきなり響いたのは、藍島さんの叫んでいるかのような声だった。
その声は、すぐに女の子たちのざわめきをなくし、静かにさせた。
も、もしかして、私をかばってくれた……?
一瞬だけ藍島さんと目が合い、私は頭を小さく下げる。
もし庇ってくれたなら、「ありがとうございます」っていう気持ちくらい伝えないとだから。



