獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~





稽古が嫌なんて、思ったことなかった。



お父さんは厳しいけど、毎日稽古されるたび、自分でも強くなっていってることがわかるから。






『――よし、今日はここまで!』



『ありがとうございましたっ』






ふー、疲れた。


汗でびしょびしょだよ。






『強くなったな、雫』



『本当!?ありがと』







夜月は稽古をしていなかった。


小さい頃は一緒にしていたんだけど、稽古中の事故で夜月が腕を折ってしまい、その時のトラウマが夜月に残ってしまったんだ。




だから私は、夜月の分まで頑張ることを誓った。





『お父さんより強い!?』


『それはどうだろうな。はははっ』