「チッ、こいつも来んのかよ」 私に聞こえるか聞こえないかくらいの声量で、瀬戸川さんは言った。 うっ……。相変わらずの嫌われよう。 ごめんなさい、ごめんなさい。 私なんかが一緒でごめんなさい。 心の中で謝るけれど、実際は聞こえないふり。 これって、神雷のメンバーで何かする、感じなのかな? だったら私までいいの……? 「ほら、行くぞ」 藍島さんが一言そう言うと、皆同じ方向に移動し始める。 新道寺さんは、まだ私の腕を掴んでいる。 ………あのー、だからどこへ?