――キーンコーンカーンコーン 昼休みを伝えるチャイムが響いた。 やっと昼休みだ……。 私は机に伏せて、ため息をつく。 「しーずくちゃーんっ」 「は、はい!」 語尾に「♪」でもつきそうなくらい明るい声で、新道寺さんが私を呼んだ。 「雫ちゃんも一緒に行こ?」 首をコテン、と斜めに傾げながら、私の腕を引っ張る新道寺さん。 え、え……!? どこに!? 私はその言葉の説明を求めようとしたが、「レッツゴー!」と新道寺さんは私の腕を半ば強引に引っ張りながら歩いていく。