獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








「こら、そこ!うるせぇぞ!!」





騒ぎすぎてしまったのか、一之江先生に早速怒られてしまった。


その声に、皆はすぐに静かになる。




やっぱり先代だから、一目置いてるのかな?






「あとでもっと、雫ちゃんのこと教えてね」





コソッと私の耳元で、新道寺さんがそう囁いた。



新道寺さんの方を向くと、ニコッと笑顔を向けてくれた。





私のこと?

特に話すことなんてないけどな……。








いや、話せないことが、多いんだ。







私は少し戸惑いながら、「はい」と頷いてみせた。


……やっぱり、作り笑顔、難しいな。