やっと状況を理解した俺は、目を閉じている正義のもとへ駆け寄る。 やめろよ。 何寝てんだよ。 起きろよ。目、開けろよ。 お礼くらい、言われろよ。 何カッコつけてんだよ。 『なあ、正義……!正義!!』 返事くらいしろよ。 体を揺さぶっても、耳元で大声を出して正義の名前をいくら呼んでも、起きる気配はない。 これじゃあまるで――。 最悪な言葉が頭に浮かぶが、その言葉をすぐ頭から消した。 正義、起きろよ。 また、遊ぼうぜ?な?