友達の中でも、一番親しい友達…いわゆる親友の正義【セイギ】と遊ぶことが多かった。
家も近くて、家族ぐるみで仲がいい。
『やったな!?おりゃっ』
その日は、俺と正義の二人で遊んでいた。
他に二・三人誘ったけど、家族で旅行しているとかなんとかで、断れた。
だけど、寂しくなんてなかった。
正義と二人だと、なにをしてても楽しかった。
正義は、頭も良くてスポーツ万能で、俺の兄貴みたいな存在だった。
同い年で親友だけど、頼りがいがあって、俺にはないものを持っていた気がした。
俺は正義を慕っていた。
だから余計、正義の存在は俺の中で大きかったんだ。



