獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








「悪いな」



「え?」






静けさが流れる時間の中、口を開いたのは竜の方だった。


どうして謝るの?




謝る理由なんて、ひとつもないのに。







「あんな姿見せて、恐かったろ」







吐き捨てるように、寂しいと囁くように、竜はそう言った。



恐くなんてない。


私はそう訴えるように、首を横にブンブン振った。





「嘘つけ」



ハッと自嘲的に笑う竜。




「嘘なんかじゃないよ」