新平が私に教える。 あそこって、どこ? 「北校舎4階の空き教室にいると思うよ」 北校舎4階の空き教室……。 私は持っていた箸を置いて、立ち上がった。 「ありがとう!」 私は新平にお礼を言って、すぐさまそこへ向かった。 放っておけない。 一人にさせちゃいけない気がする。 あの日の私みたいに、孤独な気持ちを抱いてほしくない。