獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







竜の姿は………屋上にもなかった。



どこにいるの?竜。





竜がいないことに、ここまで淋しさを感じるなんて。


どうしちゃったのかな、私。







「雫ちゃん、大丈夫?」



昼食を取っている時。


箸が止まっていた私に、新平が声をかける。





「う、うん。大丈夫」




ハッとして、私はとりあえず笑顔を作る。


ボーッとしちゃってた。




竜のあの表情が気になって、心配になって、胸の中がモヤモヤする。







「……竜なら」


「え?」





「竜なら、多分あそこにいるよ」