獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







私はもう、傷つく姿を見たくない。


あの“赤”も、傷つけ傷つく痛みも、孤独を味わったあの日の寂しさも。






だから竜、お願いだからやめて。



もう、私は大丈夫だから。






私の存在に、気づいて……。










「竜……!」


「っ!」






気づいたら私は、竜を後ろから抱きしめていた。



強く、そして優しく。

私は大丈夫、と伝えるように。








「竜、もうやめて。竜が壊れちゃう……。そんなの嫌だよ」