獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







そしてついに、敵のリーダー以外は全滅。全員やられてしまった。





敵だって決して弱くはなかった。

だけど、竜は一人で倒してしまったんだ。




……竜のこの力は、一体どこから………。





仲間を守りたい。

その気持ちだけで、自分の奥底に溢れていた力をここまで引き出せるものなの?



もっと、何か強い気持ちが、その眠っていた力を覚ましたのだろうか。






敵のリーダーは、一歩竜が近づくたび、一歩恐れるように後ずさる。


けれど竜は、そんなことを気にもせず、ライオン並の威圧感と迫力を武器に、殺伐としたオーラを出しながら、リーダーへと足を進める。






リーダーに近づいた竜は、敵の頬に拳をぶつけた。


ビュッ、と竜が拳を動かした時、音が鳴った。





高速かつ、正確に敵を倒す。


その拳の威力は絶大だ。





竜の瞳は、怒りで満ちていた。