怒ったライオンは、あの集団のところまで歩いた。
そして、リーダーをものすごい速さで腕を振り下ろし、殴った。
その攻撃は、本当に一瞬で。
攻撃を受けたリーダーは、何が起こったのかすぐには理解できていない様子だった。
「お前、何をしたかわかってんのか?」
竜の低い声は、その集団に奮い立たせるほどの恐怖を与えた。
初めて、あんなに怒っている竜を見た。
竜は、5人以上いる集団をひとりで相手した。
四方八方から来る攻撃を軽々と避け、逆に攻撃を食らわせる。
もちろん、竜が与えた攻撃は命中。
外れることなんてない。
……竜、どうしてそこまで………。



