獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






「これでいいんだろ?」





リーダーはニヤリと口角を上げ、神雷の皆を挑発する。



地面に叩きつけられ、頬や膝や腕がヒリヒリする。


もしかしたら血が出てるかもしれない。





だけど、自分が傷つく。


たったそれだけのことなら、なんともない。







「てめぇ……」



竜の声が、さらに低くなったのを感じ、顔を上げる。





「りゅ、竜……?」





竜の顔は、まるでライオンのように、獲物を狙うかのような険しい表情になっていた。


こんな表情、初めて見た……。






百獣の王、ライオン。


まさにそんな獣だと、竜を見て感じた。