「これでいいんだろ?」 リーダーはニヤリと口角を上げ、神雷の皆を挑発する。 地面に叩きつけられ、頬や膝や腕がヒリヒリする。 もしかしたら血が出てるかもしれない。 だけど、自分が傷つく。 たったそれだけのことなら、なんともない。 「てめぇ……」 竜の声が、さらに低くなったのを感じ、顔を上げる。 「りゅ、竜……?」 竜の顔は、まるでライオンのように、獲物を狙うかのような険しい表情になっていた。 こんな表情、初めて見た……。 百獣の王、ライオン。 まさにそんな獣だと、竜を見て感じた。