獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







「雫ちゃん、今助けるから!」




新平が穏やかな声で私にそう言う。


もう大丈夫だよ、と言われているみたい。






「君たち、地獄に行きたいの?」






まるで猫が獣に変わってしまったかのように、郁人がギロッと目を釣り上げる。








「雫から離れろ。そいつは俺らのだ」







胸に直接響く、竜の言葉。


私の光となる、そんな言葉。






「こんな女、こっちから離してやるよ」






リーダーは冷たくそう吐き捨てて、引っ張っていた私の髪を地面に投げ捨てるように離した。


そのせいで、私は地面に叩きつけられる。