獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






自分が傷つくことには、慣れてる。


だけど、周りが傷つくのは嫌だ。









「雫!!」









すると、横から声が聞こえ、痛みに耐えながらそちらの方を向く。


そこには、神雷の皆がいた。






「何やってんだ、てめぇ」




蒼が、カバンを道の脇に投げて、一歩進む。


豹の怒った瞳が、神雷を狙うこの集団に向けられる。





「雫ちゃんを返せ」




いつも冷静な瑛士が、眉間にしわを寄せて低い声でそう言う。






ごめんね。また、心配かけちゃったね。

私は、大丈夫だから。