――ある日の朝。 「あっ、そうだ!私今日、日直だったんだ!!」 しまった。忘れてた。 いけない、いけない。 「だから、今日は先行くね」 「わかった~。あとでね」 「うんっ」 皆に笑顔を見せて、私は洋館を出た。 胸に嫌な予感を感じながら。 ざわつく“何か”に、私は顔を歪ませる。 何も起きなきゃいいんだけど……。 私はそう思いながら、学校へ急いだ。