獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







「はーい、注目っ」




ダンッ!と教卓を力強く叩いた、一之江先生。


それだけで、ざわざわしていた教室がシーンと静まり返る。




どんだけ恐れられてるんだろう、この人……。





「新しいクラスメイトを紹介しまーす」




「あ、あの、素野雫です……。よ、よろしくお願いします」






何度か噛みながらも、なんとか自己紹介することができた。


フーっと、安心して息を吐く。





「素野?」





私の苗字を聞いて、一之江先生は目を丸くした。


あ、そうか。一之江先生は、博と知り合いなんだった。






「はい。博の……」


「あー、君が。そっかそっか。居候の子ね」