俺は幹子さんから一定の距離を取って、そう叫んだ。 恐怖と、怒りと、吐き気と、それから……。 いろんな感情が巡って、体温が下がっていくのを感じた。 『……』 『?』 急に黙ってしまった幹子さん。 『輝士さんがいなければ、一緒になってくれるの?』 ゾクリ、と身体が震える。 幹子さんの瞳が、ぎらつく。 なんだよその目……。 殺意さえ芽生えているような―――。