え……? 今の、なんだ? 『蒼くんと“家族”になりたいわ』 ……き、す………。 ブワッ、と全身を駆け巡ったのは、恐怖。 幹子さんの唇が、俺の唇に触れた。 たったそれだけのことなのに、すごく気持ちが悪くて、不気味だった。 『蒼くん。 今から……家族にならない?』 『い、嫌だ!来んじゃねぇ!!』 『そんな怯えなくてもいいのよ?』 『あんたには、父さんがいるだろ!!??』