獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~





嫌な鳥肌が立つ。


来るんじゃねぇ。

叫んでしまいたかった。





『……か、家族になるんだ。好きになってくれないと困る』





それは、俺なりの抵抗だった。




それは家族愛で、恋愛感情ではない。


そう思ってほしくて、その狂った愛から覚めてほしくて、震える手を必死に抑えていた。






『家族?……そうね』






よかった。頷いてくれた。

覚めてくれた。




そう思って肩をおろしたのもつかの間だった。









――チュッ