『輝士さんと蒼くんのこといっぱい調べたらね………』 永遠の話し続ける幹子さんの前から、早く逃げ出したかった。 気持ち悪い。 気味が悪い。 目の前がグルグル回って、グラグラ揺れて。 吐き気がした。 『あたしね、輝士さんのことも好きだけど――』 『……っ!』 『蒼くんのことも好きだなぁ』 一歩、また一歩と、幹子さんが俺に近づいてくる。 幹子さんは座っていた椅子から立ち上がり、俺の隣に来た。 やめろ。近づくな。