獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






『輝士さんと蒼くんのこといっぱい調べたらね………』





永遠の話し続ける幹子さんの前から、早く逃げ出したかった。



気持ち悪い。

気味が悪い。




目の前がグルグル回って、グラグラ揺れて。


吐き気がした。








『あたしね、輝士さんのことも好きだけど――』



『……っ!』






『蒼くんのことも好きだなぁ』









一歩、また一歩と、幹子さんが俺に近づいてくる。


幹子さんは座っていた椅子から立ち上がり、俺の隣に来た。




やめろ。近づくな。