獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






『実はあたしね、蒼くんのこと見たことあるの』



『いつ?』




『去年かな。夜の繁華街で、パトロールしてなかった?』






……あー、したっけなぁ。


まだ双雷に入りたてだった俺は、当時幹部だった望空さんに連れられ、パトロールしたんだ。



そんな頃もあったな、と懐かしんでいると。






『その時から蒼くんのことかっこいいな、って思ってて』







違和感を感じる幹子さんの言い方に、ゾワッとした。



なんだ?


なんでこんな感覚になるんだ?






幹子さんの口調が、まるで


俺を息子ではなく、男として見ているかのようで、気持ち悪くなった。