「そういえば、明日、ここの近くで夏祭りあるんだよね」 小泉さんがその夏祭りのポスターをテーブルに置いて、そう言った。 夏祭りかぁ。 祭りとか、あんまり行ったことないなぁ。 去年までは、博の家で、博と二人で窓から花火を見ていたくらい。 「行こうよ!夏祭り!!」 郁人くんは立ち上がって、皆を見ながら言った。 祭りとかそういうの好きそうだな、郁人くん。 「僕、雫ちゃんの浴衣姿見たいし」 「えっ!?」 わ、私の……!? どうせ私が浴衣を着ても、似合わないのに。