「本題に入るけど」 嬉色さんは凛とした声でそう言って、カップを置いた。 一気に真剣な雰囲気になった嬉色さん。 さすが、神雷初代総長。 迫力がある。 「A組っていうのはね、いわゆる特別なクラスなの」 「特別?」 特別って、どう特別なの?? 私は大きく首を傾げる。 「成績優秀者や御曹司とか、そういった類ではなく、ある才能を持った生徒のみが入れるクラス」 才能……? それって、私のもあるってこと? 「だから、表側ではA組を出していないし、ほとんどの生徒は存在すら知らないの」