そして私は、予知のことを話した。
さっき見た予知のことも、全て。
「夜に蒼と一緒にいて、ナイフを持った誰かが現れて、また誰かが現れて助ける……?」
全て話し終えたとき、郁人くんがうーんと深く考え込んでいた。
ちょっとややこしかったかな?
私でもよくわからないことを、他人に話すのって大変。
一応予知のことは話せたけど
ピースがうまく噛み合わない。
これが何日に起こるのか、はっきりすればいいんだけど……。
「……ブラック、かもしれないね」
小泉さんが真剣な顔つきで言った。
やっぱり、予知を知って頭に浮かぶのは、ブラックのこと。



