「ふふっ」 「なんで笑うんだよ!」 可愛いな、瀬戸川さん。 照れを隠すために、そんな喧嘩腰な口調で話して。 瀬戸川さんは見た目からして不良。 そういう印象だったけど、 案外、不器用で可愛い人なんだな。 「変な奴だな、お前」 瀬戸川さんはそう言って、歯を出して無邪気に笑った。 その時の笑顔は、まるで太陽みたいで、胸が熱くなった。 私の冷え切った心を、溶かすように照らしてるみたい。