タオルタオル、と…………あれ? ポケットに入れてると思っていたはずのタオルが、ない。 教室に忘れてきちゃったかな? 先生に許可取って、教室に戻ろう。 そう思った私は、グラウンドを出て、生徒玄関に向かった。 「――素野雫」 「え…?」 生徒玄関に向かう途中、いきなり後ろからフルネームを呼ばれて、思わずビクッとなる。 誰? 振り返ると、そこにはこの前私をリンチした派手な女の子の集団がいた。 またあなたたちですか……。 ため息をつきたくなる。 今度は何の用かな?