獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







本番に強いタイプ、なのかもしれない。






いざやらなくちゃいけなくなると、一気に頭の中に爽やかな風が駆け抜けて、集中力が増すんだ。









“あの時”だって、


やらなくちゃって思ったら、それまで起こっていた状況が頭の中で次々に整理されていって




気づいたら、………終わってた。











「――いちについて」



もうすぐスタートだと知らせる声が聞こえ、私はハッと我に返る。






「よーい」



緊張していた鼓動が、だんだんと落ち着いていく。


うん、大丈夫だ。