獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









すると、さっきまであった緊張感がなくなっていく。


首に突きつけられていたナイフが、なくなったからだ。





誰かが、助けてくれたんだ。






でも一体誰が……?








顔を上げると、助けてくれた人がいた。



その人の顔は、お面がついていて見えない。







でも私は、確かにその人を知っていた。










『……もしかして、―――?』












助けてくれた人の名前を言った部分だけが、聞こえない。


ねぇ、誰なの?