……バカ!? なんでいきなり、そんなこと言われなくちゃいけないの!? でも、私のことを「バカ」と言った千間さんの表情は、「助けて」と言ってるようで。 私の心は、震えているかのように揺れていた。 助けてあげる。 あなたの、その心を。 本当に助けられるのかは、わからないけど 助けたい、そう思うの。 雲が浮かぶ青空は、私たちを見守るようにゆっくりと雲を流している。 凍りきった冷たい心に住む一匹の鷹は、何を思ったのか 霧のある狭い空間の中、光を探すように飛んでいた。