獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









「藍島さん、もういいよ。ありがとう」



「いいのか?」




「うん。もう、放してあげて?」






私は微笑みながらそう言った。


藍島さんは納得のいかないような表情をしながら、渋々彼女の腕を離した。



派手な女の子たちは、そそくさと逃げるようにここから去っていった。








「だから女は嫌なんだ」




ボソッと呟いた瀬戸川さんの言葉が、耳に届く。




あんな現場見たら、そう思っちゃうよね。


でも彼女たちはきっと、本当はいい子なんだろうな。





一生懸命、一途に恋をしているんだもん。



根は、優しいよ。きっと。