目の前にあるのは、派手な女の子の腕を掴んでいる藍島さんの姿。
そして、藍島さんの後ろには神雷の四人が。
なんで、場所がわかったの?
神雷五人がここにいることがわからなくて、私は戸惑いを隠せなかった。
「雫ちゃん、遅いと思ったら……」
小泉さんが、やれやれと呆れて笑っている。
「僕ら何十分待ったと思ってんのさー!」
郁人くんが、唇を尖らせて私に言った。
「な、なんでここにいるの?」
「雫ちゃんが遅すぎるから、心配になって校内を探してたんだ」
震えた声で言った私に、千間さんが優しく答えた。
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