『お前なんか、いなくなっちまえ!!!』
いきなりそんなこと言われたら、さすがに………きついよ。
また、私の心を覆い尽くしていく、黒い闇。
逆戻りしてしまった心の中、私はうずくまっていた。
「お前なんか、神雷の皆様と釣り合わないんだよっ!!」
派手な女の子は、襟を掴んでいた手を離さずに、私に腕を振り下ろした。
彼女に殴られてもきっと痛い思いをすることはない。
私は、さらに痛い気持ちを味わったことがあるのだから。
でも、とっさのことで目を瞑る。
殴られることに抵抗しない、とでも言うように。
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