獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







博に全てを話したとき。


私の苗字を言ったあとの博の表情は、少なからず動揺していた。





それほど、裏の世界では、私の苗字は有名なんだ。








「秘密がある時点で、お前のこと一生信用できねえよ」







瀬戸川さんは、「ま、俺の場合は最初から無理だけど」と呟き、私を睨む。



初めて目が合ったけど、それが睨まれて、なんて。

悲しいな…。




信用、か……。


確かに、隠し事がある私のことなんて、信用してってほうが無理な話だ。




だけど、……話すわけにはいかない。







「………」






私は、心の中で「ごめんなさい」と言いながら、黙り続けた。