派手な女の子の叫び声が、耳にキーンと響く。
神雷の皆“様”!?
……もしかして、神雷のファンの方々?
朝、A組の教室に来ている人たち…かな?
これって正直に答えたほうがいいのかな?
でも正直に言ったら、「神雷の洋館に住んでるからです」……だしなぁ。
これじゃあ、さらに相手を怒らせちゃうよ。
「黙ってないで、何か言ったら!?」
「お前なんか、神雷の皆様の近くにいちゃいけないんだよ!」
「ひとりで独占するなんて、最低!!」
派手な女の子の周りを囲むようにいた女の子達が、一斉に私に言った。
そうだね。私なんか、神雷の皆のそばにいちゃいけない人間だ。
だけど、これが私の運命ならば、逆らうことなんて……できない。



