獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~








――放課後。



テストが全部返却され、私は全教科満点という快挙を成し遂げた。



まあ、実力を出せばこんなもんか。



今回、応用問題が少なかったし。


最初のテストだしね。






「帰るぞ」


藍島さんが、支度をし終えていない私に声をかけた。



皆はもう、教室を出て私のことを待っている。





「あ、ごめん。玄関のところで待ってて!ノート提出しなくちゃいけなくて」






さっき提出し忘れたノートを持って、私はそう伝えてから教室を飛び出した。



後ろから「あんま待たせんなよー!」という藍島さんの声が聞こえ、私は心の中で頷く。





早く提出して、玄関に行かなくちゃ。


長く待たせてられない。