体育祭の実行委員は、どうやら千間さんと郁人くんらしい。
へぇ、意外。
そういう委員会とか、入ってなさそうなのに。
「一之江先生に強引に決められたんだよね、確か」
「そうだったな」
……納得。
先代に命令されたら、逆らえないもんね。
「うぅ、テスト勉強もあるのに……。貴重な放課後が…!」
郁人くんはそう嘆きながら、机に伏せる。
「あ、あの、よかったら私が行こうか?その集まり」
「えっ、いいの!?」
そんな郁人くんを見てられなくなった私は、思わずそう言ってしまった。
ま、まあ、テスト勉強もほとんど大丈夫だし。
郁人くんは、大変そうだしね。
このくらいやってあげてもいいよね。



