「変わってないっすよ」 藍島さんが、冷たく否定する。 「いやいや、変わったさ。ほら、あれ見ろよ」 ……“あれ”? 一之江先生は、廊下側を指差した。 私たちは、指の先を視線で追う。 う、うわ……。 目の前に広がったのは、女の子たちの姿。 「な、なんだあれ……」 瀬戸川さんは、さらに顔を青くし、一歩後ずさる。 きゃっきゃっしながら、多くの女の子たちがA組の教室を覗き込んでいる。 ど、どうなってるの?